2000年2月19日(土曜日) 日立港
予想外の大波に鹿島断念
なぜ、行き先が日立なのか、疑問に思われた方も多いのでは?と思います。
実は、我々も、また鹿島某堤を目指したのです。8時に出発して、いつも通り10時前には到着したのですが・・・・どうも波が高いのです。目安は東京電力の排水口の堤防なのですが、完全に堤防に波が上がっています。
それでも、天気予報の、波1.5mを信じて、行こうとしたのですが・・・しばらく遠くに見える某堤を眺めていたら、角を波が超えるのが見えました。
「やめよう。」
「うんやめよう。」
即座に一致です。無理をしないことは釣りの鉄則ですよね。
「どこにする?」
「波崎かなあ・・・」
「銚子まで行ってみる?」
「東海村は入れないんだよねえ。」
「大洗の中堤防?」
「それなら日立の第五埠頭のほうがいいよ。」
「あ、日立でアンコウを買うってのは?」
「お、それいいね。それにしよう!!」
ということで、アンコウに釣られて日立に行くことになりました。鹿島出発は10:15分です。
アンコウ確保で一安心
日立到着は12時でした。早速第五埠頭に・・・ではなく、まず日立お魚センターにアンコウを買いに行きます。しかし、パック入りのアンコウが無く、1匹6000円のアンコウがあるだけ。
「これ買って二人で分ける?」
「ちょっと多いよねえ」
と困っていたところに、別のおじさんが出現、アンコウを注文します。すると、その6000円サイズのアンコウが捌かれはじめるではありませんか。しめしめと待つこと5分。運良く3つに分けられて出てきた2000円のパックを買うことができました。
「これで、今日のおかずは大丈夫だね。」
「あと、鰯も欲しいなあ・・・」
「今から釣ったら?」
「こんなの釣れるはずないじゃん。でも、確かに、今から釣りするのに、買っちゃいけないよね。」
ということで、第五埠頭に向かうことにしました。
その前に日立フィッシングセンターサウス店に寄ります。
「こんにちわ。今日は沖堤防渡ってます?」
「うん、行ってるわよ。」
「じゃあ、こっちは波が低いんですね。鹿島は波が高くて・・・」
「鹿島から来たの。」
「ええ。ところで、稚鮎は来てませんか?」
「まだ来ないわねえ。釣ったっていう人もいるんだけど」
これはノビタさんのことかもしれませんね。とりあえず稚鮎用のパニック仕掛けを一つ買って、材木置き場に出発です。
まず、先端まで行って、南堤防の様子を見ます。先端では数人が釣っているようです。
「あそこにGAMIさん達がいるかもね。」
「そうだね。カレイが釣れてるかな? 確かヌマガレイが釣れてたよね。」
「ヌマガレイ釣りたいなあ。あれ、から揚げだと美味しいんだよね。」
などと言いながら準備開始です。
完璧に当たりの無い釣り
今日の第五埠頭は、まあまあの人出ででしたが、釣れている人はほとんどいませんでした。
我々も、釣り始めて3時間、全くピクリとも当たりの無い時間を過ごします。
「今日はダメだねえ。」
「まあ、こんな日もあるよ。」
「昔はここも釣れたんだけどねえ。」
などと言いながら、ぼんやり時間を過ごします。
暫くして、上げようとした私の竿に重みがあります。しかし、持った瞬間に分かる、『魚類以外』です。
「お、Gakuさん、重そうじゃん。」
「魚じゃないよ。」
「タモは?」
「いらないよ。あ、持ってきちゃダメだよ〜〜 ほらヒトデだよ。」
「お、タモ入れしようか?」
「だめだよ、恥ずかしいから。」
などと、ヒトデで遊んでしまいました。でも、今日唯一の生物になるかもしれないので、一応記念撮影です。
夕マズメの当たりは・・・ハゼ
そのまま夕方になります。そろそろ夕マズメだなと思った頃に、今日はじめての当たりが竿に出ます。
「お、当たったよ。」
「何?」
「小さい当たりだから、アナゴじゃない?」
と言いながら合わせます。
「乗った?」
「あれ?落ちたかな? 軽いよ。」
「じゃあ、鉛筆アナゴじゃない? ちょうどその時間だよね。」
「そうかな? 何もいないような気もするなあ・・・ああ、ハゼだ。」
「おお、今日初の魚類だね。タモいる?(^^)」
結局上がってきたのは20センチほどの赤ハゼでした。これで坊主ではないので、いいことにしましょう。結局、この後同じサイズのハゼが2匹釣れて5時半に納竿、今日の釣果はハゼ3匹に終わりました。
結局ハゼはアンコウと一緒になべの具になりました。しかし、このハゼ、意外と美味しくて家内が大喜びでした。
結局今日は、筑波→鹿島→日立→筑波で150キロ以上走りました。釣ってた時間より運転してた時間のほうが長いかも(^^;;;;
来週はスキーのため、お休みです。再来週は鹿島リベンジかなあ・・・
ではでは。
コメント
セプターワゴンさん: 2月19日、午前11時40分。 日立第五埠頭で40cmのマコガレイをつり上げました。 大潮上げ3分で大当たり。 この1匹だけでしたが、満足です。 近いうちに、二匹目のドジョウを狙いに行きます。
Gaku:おっと、我々と同じ場所ですね。午前中かあ・・・おめでとうございます。二匹目のどじょう、狙いに行くぞっと。
もぐらのたたき改めOSさん: 私も天気予報を信じて鹿島某提の先端付近まで行ってしまいました。9時半頃に波が堤防上を洗うようになり、高台に移動するか 迷ったのですが、引き返すことにしました。海水が流れる中を自転車をこいで、何とか戻ることができました。その後、しばらく公共 埠頭から眺めていたのですが、テトラが入っているところでも波がかぶっているようで、ナイアガラの滝のように見えました。Gaku さん達のように天気予報など当てにしないで、現場の状況で判断するのが正解でした。
Gaku:無事で何よりでしたね。あの日は堤防根元に何台も車が止まっていたので心配していました。堤防に取り残された人もいたのではないでしょうか。鹿島は、天気予報があまり当てになりませんよね。波浪注意報の日でも全く問題無いこともありますが、天気予報では大丈夫なのに、駄目なことの方が多いですよね。